続・気仙沼のひまわり【第29回】
〔かかりつけの弁護士〕
最近、震災後の混沌とした状況に乗じた不審な電話や通知が届いていると聞きました。
こういったことは無視するに限りますが、被災した町の不安に、ふと、つけこんで来る手練手管には侮れないものもあります。
また、なんの変哲もない日常生活を送っていても、突然降ってわくようなトラブルに、呆然としているうち、
どうしようもなく巻き込まれてしまうこともあります。
かかりつけのお医者さんを心に置いておくように、普段からこういうときは弁護士に、という身構えをしておくと、
最小限の損害で済むどころか、まったく傷つかずに済む場合もあります。
まだまだ傷だらけのこの町で、皆さんの心の拠り所、かかりつけの法律事務所として、心の隅に置いていただけたらと願っています。
(今回は、事務員が担当しました)
2012年11月01日