続・気仙沼ひまわり【番外】正月編

新年あけましておめでとうございます。
気仙沼事務所は,今年も引き続き,
私(東)と一昨年末に加入した蜂谷大(はちやだい)弁護士の二人体制で,
なお一層,当地の方々を中心に,その権利擁護のため奮闘努力したいと思いますので,どうぞよろしくお願いします。
今年こそはと決意を新たにされている方も多いと思います。
法的な紛争解決というものは,過去の事実を確認して法律を適用することが根幹ですから,
ややもすると後ろ向きなところがあります。
しかし,過去に取り組まず,問題を先送りしてもいいことがないのも,
我々が経験するところです。
この点,気仙沼市の「災害危険区域内被災宅地の買取り」については,
その期限は本年12月28日とされています。
その条件である(根)抵当権の抹消も交渉など要しますし,こと相続登記となると,
前提となる遺産分割協議が1年を要することも珍しくありません。
そうすると,スケジュールを逆算すれば本年早々にも取りかからないと
決着が付かない・間に合わない事態も想定されます。
もとより,他の震災関連事案(被災ローン減免制度,原発ADRなど)や
交通事故等の紛争解決を通じて,今年も地道な解決を目指したいと考えています。
本年もどうぞよろしくお願いします。