メニュー
弁護士法人 東法律事務所

気仙沼ひまわり-〔第4回〕

〔多重債務-④〕 債務整理のためには,「グレーゾーン金利」を理解する必要がある。 サラ金の多くは,金利を29パーセント程度としている。 一方,利息制限法は,元金10~100万円の上限金利を18パーセントと定めている。 この二つの金利の差が「グレーゾーン金利」である。利息制限法以上に払った金利は元金に充当される。 金利を29パーセント払った場合,10パーセントも払いすぎだから,それだけ元金が減る。元金が減るから,そこから発生する金利も減る。 貸し借りの一番最初からさかのぼって金利を18パーセントとして計算し直すと,7年も取引していればかなり減り,10年も取引していれば払い過ぎとなっていることが多い。 2008/1/28

2008年01月28日

メニュー