気仙沼のひまわり-〔第15回〕
〔伝統的工芸品〕
世の中には実に様々な法律がある。
弁護士になって2年目,「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づく「伝統的工芸品」に関する事件を担当した。
弁護士といっても,全ての法律を熟知しているわけではない。「伝統的工芸品」と,普段目にする「伝統工芸品」が違うものらしい,というぐらいから始まり,法律の解説書を探したり,その制定過程を国会図書館で調べたりして理解を深め,依頼者側に立った主張を考えていく。
これは訴えられた事件で,当方の伝統工芸品が,相手方作成の「伝統的工芸品」と紛らわしとして,信用毀損他の損害を主張されたものである。
訴訟は2年以上続き,おかげで私は伝統的工芸品にとても詳しくなったが,この知識を活用する機会には恵まれていない。
2008/4/21
2008年04月21日