続・気仙沼のひまわり【第16回】
〔民事訴訟の審理期間〕
依頼を受ける前提として、「裁判はどれくらい時間がかかりますか」とよく尋ねられる。
もちろん、相手の出方次第というところもあり、想定される証拠や要する証人の数、
争点など個々の事件で相当異なる。
ただし、平成23年の「裁判の迅速化に係る検証に関する報告書」によると、
第一審(過払い金訴訟を除く)の平均審理期間は8.3か月であるが、1年を超える訴訟も2割以上あることなど説明している。
皆さんがイメージするほど、多くの裁判に時間がかかっているわけではないことは伝わるかと思う。
2012年07月26日