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弁護士法人 東法律事務所

続・気仙沼のひまわり【第208回】

〔裁判に対する不服申立て〕

しばらく前の話ですが,原告が本人訴訟(弁護士を付けずに訴訟を提起すること)で,

私(東)が被告側に就いた事件(地裁)で,感情的な問題もあったのでしょう,

激しく争われた結果,ほぼ当方の勝訴となったのに,原告が控訴しなかったことがありました。

不思議に思って尋ねたところ,控訴の手続や期間制限がよく分からなかったからだと言われました。

一方で,預貯金の差押えを受けたものの,その内訳は義援金等だったので,

早期に相談に来られた結果,差押えを排除できた事例があります。

裁判の結果が通知されると,行政処分のように不服申立て手続まで説明がないことも多いですが,

そのまま受入れるかを十分考える必要があります。

2016年05月05日

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