続・気仙沼のひまわり【第273回】
〔原発事故・福島の生業判決〕
10月10日に福島地裁で言い渡された,原発避難者らが東京電力・国を訴えた事件の判決が,
大々的に報道されました。
原発事故について,国の予見可能性と結果回避可能性を認め,
事故により住民らが平穏に生活できる権利が侵害され,
ふるさとの喪失に到ったことについて慰謝料を認めるなど,
先の前橋地裁の判決より前進した部分があると評価できます。
弁護士東も,宮城訴訟の弁護団員として,及ばずながら被害救済のためなお働きたいと思っています。
2017年10月12日