事務所の場所
事務所の場所
今年は,気仙沼も相当暑い日が続いています。 久々に,歩いて出勤したものですから,汗まみれで画面に向かっています。
歩いて出勤する途中に,我が新事務所の工事現場があります。
私は高校生の頃,木村晋介弁護士の「キムラ弁護士がウサギ跳び」(角川文庫)を読み,
以来「自宅ー 事務所 ー裁判所が路線などで一直線上になるようすべきだ」
という一節が頭から離れず,修習生になったころから実践しているものです。
確か,木村弁護士のご説は,更に他の弁護士の説の紹介であって,その理由は,このように事務所が中途にあれば,朝一番の法廷に自宅から裁判所に直接行かなくてよい(前日に記録を持ち帰らない。)といったことだったと記憶しています。
都会の,かつ普段は10時頃に出勤することを前提として記述で,地方で朝早い私にそのまま当てはまるものではないのですが,確かに自宅と裁判所の中途に事務所があった方が便利ではあります。
震災に遭った旧事務所は,裁判所・検察庁・警察署を各中心とした円が重なり合うところに置いたのですが,新事務所は警察署のすぐ近くです。
警察署の本庁舎が竣工し,留置場が出来たら接見により通おうという考えもあって,場所を決めたものです。
2012年08月02日